紙のノートに思考を書く習慣
思考の整理
2018年11月から続けている習慣があります。それは、「紙のノート × ボールペン」で思考を整理する習慣です。ほぼ毎日継続しています。
紙のノートに書いている内容は、主に以下となります。
- 日付と曜日
- 大事にしたい言葉
- やること
- 現在何を感じていてるのか(感情)
これに加え、今後のキャリアについてや、気になる趣味について、読書の内容や、学習内容、今後取り入れたい習慣のメリットやデメリット等を紙にメモしています。
なぜそれをするのか?
自己理解を深めるためです。
サイクル
平均すると1ヶ月に1冊のペースですが、半月で1冊消費することもあれば、あまり消費しない月もあります。
ノートは極力薄いノート(30ページ以下)にしています。これは、1冊書き上げるまでのサイクルをできるだけ早くするためです。黒のボールペンの消費量が多いので、黒のボールペンを3本常備しています。
書き終わった後は?
1冊書き終わったあとは、最初から最後まで通して読んで、破棄しています。継承したい内容があれば、次のノートに書き写しますが、極力書き写さないよう最低限にしています。
この習慣を始めたばかりの2018年から2020年頃までは、この破棄のルーティンがなく、ノートがどんどん溜まっていきました。昔のノートは振り返らない上、どんどん溜まっていくので、1冊書き終わったら、そのノートを破棄する習慣を取り入れました。
メリット
1ヶ月前に、自分が何を考えていたのか振り返ることができます。1ヶ月前の自分の考えたこと、それに対して達成できたこと、達成する必要がないものが視覚化できるので、長年この習慣を継続しています。自己理解を深めるための手段として活用することができます。
12月分のノートを振り返って
JSTQB ALTAの受験に挑む前の自分の気持ち、挑んだ後の気持ちや、その後のデザインの学習を振り返ることができ、この習慣を続けていて良かったと感じました。
12月の復習としては、以下となります。
- 受験前や受験後の自分の感情を知る
- JSTQBの復習
- ユーザービリティ、UXデザインの復習
- デザイン思考の復習など
ブログの整理
ブログを運営して3ヶ月が経過したので、ブログの整理もしてみました。
以前購入した書籍「簡潔さは最強の戦略である」を30分から1時間程度でざっと読んでみて、過去の記事を修正しました。
修正する際に意識した点は以下です。
- 冗談、謎めいた表現はやめる
- エピソードは省く
- 読み手を最優先に考える
全ての記事を修正できたわけではありませんが、「まわりくどい表現」「本筋とは関係ない文章」は削除しました。
認知バイアスからの脱却
ブログを始めたときは、「記事は文章が多い方が良い」と思い込んでいましたが(そうお勧めする記事が多かったりするのですが)、この書籍を繰り返し読み意識することにより、以前よりも考え方を変えることができたと思います。
時間が経過してから客観視することができる
ブログを書いているときは、文章の誤りに気づくことができません。
書こうと思っている内容が、自分の頭の中に存在するからです。しかし、時間をおいて振り返ってみると、その出来事を忘れているため、「この文章は何を伝えたいのか?」と客観視することができます。
さいごに
紙のノートで自分の思考を整理すると、振り返ったときに、色々と発見があり自己理解を深めることができます。また、ブログもそれと同じく、時間が経ってから振り返ると、客観視することができます。