はじめに
Locustをちょっとだけ触ってみました。
触ってみようと思ったきっかけは、軽く負荷テストの感覚を掴んでおきたかったからです。
ユーザー視点で見たとき、応答時間の遅さって気になるポイントですよね。それを数値で捉える手段として「Locustいいかも」と思ったのが出発点でした。
インストールについて
Locustのインストール手順は省略しますが、pip install locust
でさくっと導入できます。

Locust.io
An open source load testing tool. Define user behaviour with Python code, and swarm your system with millions of simulta...
ただし、requirements.txt にも依存関係を記載しておくのを忘れずに。
ファイル名について
locustモジュールを使用する場合、ファイル名を locustfile.py にしておくと便利です。
locust起動時に、以下の短いコマンドで実行することができます。
locust --host=https://httpbin.org
例えばファイル名を hoge.py にした場合、コマンドにファイル名を指定する必要があります。
locust -f hoge.py --host=https://httpbin.org
wait_timeの動きが気になる
次に試したのは wait_time = between(1, 3)
の設定。
「これって本当に1〜3秒の間隔でリクエストが飛んでるの?」と思って、ログに print()
を仕込んで確認するという原始的アプローチで検証しました。
print(f"[{time.strftime('%H:%M:%S')}] sending request...")
結果としては想定通り動作していて、GUIで見るだけじゃなく、ログで体感するのが一番納得感がありました。

さいごに
最初の負荷テスト体験としては、Locustの軽さと扱いやすさを実感できたのが一番の収穫でした。
「理解してから動く」より、「動かしてから理解する」進め方の方が、自分には合ってるかもしれません。
次は複数タスクやPOSTリクエストも試して、実際のシナリオっぽい動きに近づけていけたらいいなと思ってます。